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介護福祉士として働く夜勤のメリット・デメリット

介護福祉士は国家資格であり、介護を行うスペシャリストです。多くの介護施設や在宅サービスで活躍しています。施設で働く介護福祉士は、日勤だけではなく夜間勤務を行っています。この記事では夜間勤務について詳しく記載すると共に、メリットとデメリットについてご紹介します。

介護 事務

介護福祉士の夜勤の仕事内容

施設で過ごす入所者の一日は、在宅で生活している人と同じような生活スタイルです。夜間勤務の人はそのタイムスケジュールに沿って勤務します。そして、日中のご利用者の様子や体調不良の入所者が居ないかなどの特記事項を把握するため、日勤の職員の「申し送り」を受けます。

夕食の時間は配膳や下膳だけではなく、自己で食事を摂取することのできない入所者の食事介助や、服薬介助および見守りを行います。夕食後には、歯磨きや義歯の洗浄など口腔ケアを行います。入眠に向けて、排泄介助を行い寝間着への更衣を支援します。就寝後の主な仕事は、安否確認とコール対応、排泄介助です。

時間ごとに巡視を行い、体調や容体の変化がないか、入眠しているかなどを確認します。決められた巡視の時間のほかにも、入所者がコールを押した際には排泄介助など必要な対応をします。朝になると、朝食の時間までに入所者全員の起床介助を行います。

排泄介助や寝間着から服への更衣、バイタルの測定を行います。朝食時間は決まっているため、一番忙しい時間です。その後、日勤の職員に「申し送り」を行います。夜間の様子や特記事項などを伝えます。朝食も夕食と同じように、食事介助や見守りを行い勤務の終了時間となるのです。夜勤者はこの様な業務の隙間時間を活用し、各入所者の記録や雑務を行っています。

介護福祉士の夜勤の人員配置

夜勤の人員は日勤より少ない

夜勤を必要とする介護施設は多くあります。代表的な施設として以下の4施設について一般的な人員配置を記載します。

<施設ごとの人員配置>

  • 特別養護老人ホーム(従来型)
    入所者25人につき、1名以上の人員配置が必要です。

  • 介護老人保健施設(ユニット型)
    入所者20人につき、1名以上の人員配置が必要です。

  • グループホーム
    入所者9人につき、1名以上の人員配置が必要です。

  • 小規模多機能施設
    1名以上の人員配置が必要です。

夜勤では、日勤とは違い入浴やレクリエーションなどの業務量が少ないため、このような人数配置となっています。特別養護老人ホームの入所者が75人だった場合、夜勤職員は3人が必要という計算です。 また、介護老人保健施設に関しては、緊急連絡体制が整っていることが条件ですが、入所者40人につき1名の夜勤者の人員配置(従来型)でも可能となっています。

<夜勤人員基準に関する要件>

  • 病棟を有する病院が運営する介護老人保健施設であること。
  • 介護老人保健施設の入所者が120人以下であること。
  • 運営母体である病院または診療所で夜勤を行う看護師、または介護職員が1人以上いること。

介護福祉士の夜間勤務時間・勤務回数

介護施設の夜勤形態は2種類

介護施設の夜勤形態は「2交代夜勤」と「3交代夜勤」の2種類があります。もちろんこの勤務形態のほかに、人数が必要な時間など重複するような勤務形態をとっていますが、大まかに分けてこの2種類の勤務形態と言ってよいでしょう。

「2交代夜勤」は、1日の時間を2つの勤務時間に分けている勤務体制のことです。例えば、日勤の職員は休憩の1時間を入れた9時から18時までの8時間勤務で、夜勤は18時から翌日の9時までの15時間という形態です。

「3交代勤務」は、1日の時間を3つの勤務時間に分けている勤務形態のことです。例えば日勤の職員は6時から15時の8時間勤務と、14時から23時までの8時間勤務で、夜勤は22時から翌日の7時までの8時間勤務という形態です。

ほとんどの施設がこのどちらかの勤務形態であり、中でも2交代制を採用している施設は全国で9割にのぼります。勤務明けには休みがきちんと取れることと、夜勤に従事する職員の少なさが理由の一つとなります。

夜勤の回数は平均で月5回

厚生労働省による「平成28年度介護労働実務調査」によると、ひと月に5回以上7回未満の施設が42.9%と多く、3回以上5回未満の施設が30.7%となっています。この資料では夜勤回数全国平均は4.8回です。このことから、週に1回夜間勤務があるのが平均的な施設だと言えます。 この資料では夜間勤務がひと月で9回以上11回未満の回答が1.9%や、11回以上との回答も1.2%あることから、施設によって夜勤従事者が少ない状況を読み解くことができます。

介護福祉士の夜間勤務手当

夜勤手当の計算方法

正社員として施設で働く場合の給料は、基本給のほかに資格手当や通勤手当が付きます。夜間勤務に就いた場合は、1回の夜勤ごとに夜勤手当がつく場合があります。この夜勤手当は法的に定められているわけではないため、事業所に支払い義務はありません。夜勤手当の付く施設は、その施設ごとによって基準が違うため一概にいくらと断言することは難しいでしょう。

ですが、夜間勤務や準夜勤と言われる勤務に就いた人に対して、労働基準法に則り手当をもらうことができます。対象となる深夜時間は22時から翌5時までの7時間です。その時間働いていた場合、時給換算で『25%以上の割増賃金』をもらうことができます。この割増賃金を「夜勤手当」としている施設も見られます。

例えば、時給1,000円で深夜時間(22時から翌5時)に6時間労働した場合の計算は下記のようになります。

<計算式>1,000×0.25×6=1,500

このような計算式となり、1,500円以上手当を与えていない場合は法律違反となります。 会社の就業規則を確認し、記載されている時間帯と割増額および休憩時間の確認を行うと計算がしやすくなります。記載された休憩時間はもちろん賃金は発生しません。

夜勤手当の相場

前述したとおり、夜勤手当は深夜時間の割増賃金を充てている施設もあるため、金額の幅が大きくなります。ほとんどの施設は夜勤手当として支給を行っており、3,000円から8,000円くらいが相場となります。

夜勤回数はスタッフの人数や職員の希望などによりますが、全国平均4.8回を四捨五入し、ひと月に夜勤が5回と計算すると、15,000円から40,000円となります。また、夜勤者の確保が難しい場合は、夜勤専従で職員を雇用しています。

この場合、時給換算で1200円から1600円程度の求人だけはなく、夜勤1回15,000円から17,000円と日給の場合があります。夜勤独特の長時間勤務が難しい場合には、22時から翌7時までなど、休憩1時間で8時間勤務となるようシフトの調整を行っている施設もあります。

介護福祉士として夜間勤務のメリット・デメリット

夜間勤務について記載しましたが、ここでは夜間勤務を行うことで得られるメリットやデメリットについて記載します。

メリット

一番のメリットとしては「夜勤手当」があることです。基本給とは別に支給され、勤務に就いた分だけ増えるので、夜勤に従事する回数が増えれば増えるだけ金銭的に大きな収入となります。夜間勤務の時間が16時間の場合、夜勤明けとなる翌日は休みとなるため日中に用事を済ますことができ、公休と合わせることで連休をとることができます。

夜勤中に起こる容体の急変やアクシデントなど、少人数で迅速に対応しなければいけないため、状況判断能力なども身に付きます。限られた職員や状況の中、時には眠気や疲れを感じながら効率よく業務を進めていく必要があるため、夜勤を経験するごとに介護スキルは上達します。

認知症状によって、日中と夜間の様子に大きな変化がみられる入所者もみえます。そんな入所者に対し、夜間の過ごし方を観察や考察することで、異なった視点で捉えることができます。それによって、その人の周辺症状の影響と共に、その人に合った介護を提供することができるのです。

デメリット

夜間勤務では入所者数は変わらないが、職員の人員配置が少なくなるため、日勤以上に目配りや気配りが必要となります。入眠中に容体が急変した場合や転倒などのアクシデントが発生した場合には、その場に合った適切な対応が求められます。

入所者の生命を預かっているため、責任感と共に大きなプレッシャーとなります。また、人間は昼間に活動して、夜間は入眠するように体内時間が設定されています。その自然の摂理に反するように勤務することで、生活リズムが崩れ体調不良や疲労を感じる職員がみられます。

まとめ

夜間勤務についてだけではなく、夜間勤務を行うことで生じるメリットとデメリットについて記載しました。夜勤は決して楽な勤務体制ではありません。物ではなく人を相手にする職業であるため、24時間の見守りが必要となります。

しかし、夜勤は誰かが対応しなければいけない重要な仕事であり、大きな意義を持っています。介護のスペシャリストである介護福祉士としてデメリットを理解しつつ、ポジティブな思考で勤務していただけたらと思います。

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